最近よく、健康関連の本やメディアなどで、「血管年齢」を目にすることが多くなりました。
「血管年齢」が高くなると、重大な病を引き起こすリスクが高まると言われます。
そこで気になるのが、自分の「血管年齢」はどのくらいなのか?ということです。
今回は、「血管年齢」を測定するための簡単な検査から、詳しい検査までをご紹介します。
「血管年齢」とは?
血管年齢の測定は、動脈の硬さや詰まり具合を調べて、血管の老化度を示すもの。
検査で測定された数値を元に、同性で同年齢の人の過去の測定データとを比べて、年齢を割り出したもの。
血管年齢検査 当院では、「ABI値(足首上腕血圧値)検査」(足関節上腕血圧比)を行っております。
足首と上腕の血圧を比較することで、足の動脈の血管の詰まり具合を判定し、閉塞性動脈硬化症の進行程度を割り出す。
ABI値が0.9以下の場合は、症状の有無に関わらず、動脈硬化の進行が疑われる。
検査方法検査時間
ベッドで横になって両手足の血圧と脈波を測定するだけなので、時間は数分程で終わります。血圧測定と同じような感覚でできる簡単な検査になります。
また、結果もすぐに出るため、その場で医師からの診断を受けることができます。